北海道新幹線あす起工式/知事、国交相らがくわ入れ

update 2005/5/21 10:10

 北海道新幹線新青森―新函館間の起工式が22日、新函館駅建設予定地(現渡島大野駅)で開かれる。高橋はるみ道知事や北側一雄国土交通相、鉄道建設・運輸施設整備支援機構の小幡政人理事長らがくわ入れし、10年後の開業に向け、工事開始を宣言する。

 同機構やJR北海道、青森県、道の主催で、午前10時半から始まる。沿線自治体の市町長や道内選出国会議員ら150人が出席。北側国交相の祝辞などに続き、神事で、工事の安全を祈願する。

 また、整備新幹線建設促進3道県協議会、北海道と青森県の両新幹線建設期成会が午後零時半から函館国際ホテルで、着工祝賀会を開催する。兵庫県尼崎市のJR福知山線脱線事故を受け、華美な式典は行わないが、沿線自治体や道内経済界の関係者400人が参加。整備決定から30年越しの“悲願達成”の喜びを分かち合う。

 北海道新幹線は、青森―札幌間が1973年に整備計画決定されたが、整備新幹線の一時凍結などにより、幾度となく頓挫。政府・与党が昨年12月、ようやく新青森―新函館間の着工に合意した。工事は4月に認可を受けた同機構が実施し、2015年の開業を目指す。延長149キロ、建設費4700億円。本年度は、測量や埋蔵文化財の試掘を実施する予定。区間の一部で、造成工事の発注も計画している。

提供 - 函館新聞社



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