女子大生ひき逃げ死の山本被告に懲役7年

update 2005/5/18 10:13

 函館市内で昨年10月、女子大生を乗用車でひき逃げし、死亡させたとして危険運転致死と道交法違反(ひき逃げ)の罪に問われた同市的場町、運転手の男(42)の判決公判が17日、函館地裁で開かれ、園原敏彦裁判長は「無謀かつ悪質な運転により、将来の夢を打ち砕かれた被害者の無念は筆舌に尽くし難い」として懲役7年(求刑・懲役8年)を言い渡した。

 判決によると、男は2004年10月23日午前3時25分ごろ、函館市五稜郭町の市道で、酒を飲んだ状態で乗用車を運転し、対向車線にいたパトカーから逃走するため無灯火で赤信号の交差点に時速80キロで進入。横断歩道を渡っていた同市亀田港町24、北大水産学部2年の女子学生(当時20歳)をはねて死亡させ、そのまま逃げた。

 判決理由で園原裁判長は「被告は被害者を死に至らしめる重大な事故を起こしたと認識しながら救護せずに逃げ、その後も飲食を続けており、他者の命に対する配慮がうかがえない。また、犯行前にも月に2―3回、常習的に飲酒運転を繰り返しており、交通法規を軽んじているとしか思えない」と断罪した。

 傍聴した女子学生の父(52)=山形県米沢市在住=は、「20年間育てた命が一瞬にして奪われたのに対し、7年の刑は軽過ぎる。同乗者の責任を問えない現在の法律にも疑問が残る」と、涙ながらに無念さを訴えていた。

提供 - 函館新聞社



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