多彩な料理フルコースで/ガスバリが来月「100人の食卓」

update 2005/5/8 10:01

 函館市内や近郊の料理人らでつくる「クラブ・ガストロノミー・バリアドス」(通称・ガスバリ、深谷宏治代表)が6月1日、「100人の食卓」を開く。メンバーが地元の食材を使い、和洋中さまざまなジャンルの料理を創作。フルコースにして100人の客に振る舞う。

 ガスバリは、和洋中の飲食店オーナーやシェフ、すしや和洋菓子の職人、養豚業者など、多彩な顔ぶれの食のプロたちが1997年に発足。月1回の例会などを通して勉強や情報交換を続けている。「100人の食卓」は、2000年、02年に続き、3年ぶり3回目。

 当日は、メンバー17人がオードブルやメーン料理を調理。羊肉やアワビ、野菜など、道南の食材を使い、異なるジャンルの料理人が合作したり、腕を競い合ったりして、9皿の独創的なフルコースに仕上げる。メンバーであるソムリエが、料理に合わせたワインも提供する。また、生産農家らを招いて話をしてもらう計画もある。

 深谷代表は「食材は函館近郊のものがほとんど。材料がこんなに変わるというところを見て味わってもらいたい」と話している。

 会場は、わか松(函館市湯川町1)。時間は、午後6時開場、午後6時半開始。料金は、1人1万3000円。申し込み・問い合わせは、こなひき小屋TEL0138・65・8513、ビーズ・ビーTEL0138・51・7881。

提供 - 函館新聞社



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