北前船時代の光景再現

update 2005/4/27 11:57

 【江差】江差町は、5月1―5日に開かれる「江差いにしえ街道オープンフェア」(同実行委主催)の期間中を「町民和服・はんてんデー」として、沿道の住民に和服着用を呼び掛け、北前船時代の光景がよみがえった街並みに彩りを添える。

 「和服デー」は、同街道を和服の住民が行き交い、北前船時代の街並みを再現する住民参加型イベント。観光客に「江差の5月は江戸にもない」と歌われた、往年のにぎわいを体験してもらうおうと企画された。

 フェア期間中、街道沿いでは「郷土芸能フェア」や「屋台食の祭典」など、多彩なイベントを展開する。イベントに携わる住民も和服などの準備に余念がない。屋台を出店する、本町商店街の商店主らで組織する山ノ上商盛会(三国幸吉会長)でも、古くなった和服を動きやすい作務衣(さむえ)や前掛けなどに縫い直し、開催当日に備えている。

 フェア期間中の5月2日は平日のため、町役場でも執務時間中は、職員が和服やはんてんを着用して来庁者を迎える。また、函館市内の和服愛好家でつくるグループも、約30人で同街道を訪れてフェアに彩りを添える予定という。

 同実行委は「1人でも多くの住民が和服姿でイベントに参加してもらえれば」と話し、フェア当日のにぎわいに期待を寄せている。

提供 - 函館新聞社



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