行楽シーズン迎え関連商品並ぶ

update 2005/4/25 10:40

 春の行楽シーズンを迎え、函館市内・近郊のスーパーやホームセンターでは、関連商品が店頭にずらりと並んでいる。各店は特設コーナーを設置し、花見客に定番の炭や紙コップ、使い勝手のよい目玉商品を用意。ピークのゴールデンウイークに備えている。

 ダイエー上磯店(上磯町七重浜4)は定番以外にも、飲み物やつまみなどの飲食品類を同じコーナーにそろえ、スーパーの強味を生かす。今季の売れ筋は、布製クーラーボックスと予想。

 「年々、保冷効果も高まっており、値段も2000円以下と手ごろ」と説明。目立つ陳列で、来店者に売り込んでいる。

 ホーマック鍛治店(同市鍛治2)では、昨年発売され人気だった、スライド式金網付きこんろが一押し。「価格が2980円からと安い上、焼き肉の途中でも金網をさっとずらし、炭を簡単に足せる」と便利さをアピールする。

 穴場はアウトドア用品店。量販店とは異なる品ぞろえが魅力。「自然倶楽部(くらぶ)」(同市駒場町9)は、保温性の高い敷物を薦める。米航空宇宙局(NASA)の開発技術を応用した4層構造により、地面の冷たさを感じさせないのが特徴。価格は幅152センチ、長さ213センチで2450円。「ビニールシートに比べかなり高いが、気温が下がる夜桜見物で使うと手放せなくなる」と話している。(喜多真哉、奥山秀俊)

提供 - 函館新聞社



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