福島、青函トンネル記念館オープン

update 2005/4/24 12:48

 【福島】青函トンネルの歴史を紹介する町営の「青函トンネル記念館」が23日、町三岳にオープンした。トンネルをかたどったかまぼこ形の建物2棟が並ぶ外観に、常設展示ゾーンや多目的ホール、シアターなどを設置。町の観光拠点として注目が集まる。

 1973年に設置された道立の記念館が2002年10月に閉館した後、建設に着工した。鉄骨平屋建て、延べ床面積は970平方メートルで、総工費は4億7200万円。建物内に事務所を設けた町商工会が管理運営に当たる。

 村田駿町長は「財政難の中で頑張って作った。貴重な資料や地域の大事業を伝えたい」とあいさつ。関係者らがテープカットすると、金色に輝くくす玉が割られ、カラフルな紙テープや風船が勢いよく飛び出した。

 この日は開館を記念して無料で開放。町内の家族連れなどが大勢押し寄せた。来場者はリニューアルした展示品を興味深げに見たほか、子どもたちは体験コーナーでの遊びに熱中。父親が青函トンネル掘削に携わったという町塩釜の太田瑞生さん(19)は、「掘削した当時の映像を見て大変な作業だったと知った」と感心した様子だった。

提供 - 函館新聞社



前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです