若年層の6割が性感染症に

update 2005/4/22 10:08

 若年層を中心に性感染症(STD)が依然、猛威を振るっている。市立函館保健所によると、市内2医療機関での定点観測調査で昨年確認された4STDのうち、10―20代の感染者は58・5%を占め、前年を2・7狆絏鵑辰拭・気蕕法⊇・C良塲ゾ匹覆匹砲發弔覆・訐S錺・薀潺献・鏡・匹任錬沓粥Γ機鵑砲眈紊蝓⊆禺圓寮C紡个垢詛Ъ韻隆鼎気・發cΔ蠅砲覆辰拭・r

 性器クラミジア感染症、淋菌(りんきん)感染症、性器ヘルペスウイルス感染症、尖形コンジローマについて調べた。昨年の報告数は前年比5・5%減の計205件。感染症別では性器クラミジア感染症が102件(前年比13・3%増)、淋菌感染症が46件(同42・5%減)、性器ヘルペスウイルス感染症が41件(同64%増)、尖形コンジローマが16件(同27・3%減)になった。

 世代別では全体で10―20代が58・5%と他の年齢層を圧倒。さらに、この年代は各感染症ともに最多となり、中でも性器クラミジア感染症は前年比0・1狒・裡沓粥Γ機鵑世辰拭・r

 同保健所は「STDが広がっているということは、HIV(エイズウイルス)感染の広がりも危ぐされる」と警鐘を鳴らす。

 また、性器クラミジア感染症では、女性の自覚症状が乏しいため、病院へ行かないケースもあり、発見が遅れがちなケースが目立つと指摘。他者への感染の恐れだけでなく、治療が遅れると不妊症や子宮外妊娠などの原因になるため、早期受診を訴える。

 同保健所は「STDは、無意識にパートナーへ感染させていることもある。必ずカップルで受診してほしい」と強調する。

提供 - 函館新聞社



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