日ハム選手函館入り、１０００人のファンが歓迎

update 2004/5/28 10:08

　２９、３０の両日、函館市のオーシャンスタジアムで行われるプロ野球パ・リーグ公式戦、北海道日本ハムファイターズ―西武ライオンズ戦を前に、ファイターズの選手が２７日夕、ＪＲで函館入りし、函館駅前広場で約１０００人のファンが集まり歓迎セレモニーが行われた。

　選手たちは同駅午後６時２４分着のスーパー北斗１６号で到着。セレモニーでは函館市の石井直樹収入役が「野球に熱心な市民は選手が来ることを心待ちにしていました」とあいさつ。続いて同駅の馬場雅史駅長、地元ファンを代表して齋藤美穂さん（函館市宝来町）がトレイ・ヒルマン監督、小笠原道大選手に花束や記念品を渡した。

　歓迎を受けたヒルマン監督は「地方でプレーをすることに喜びを感じている。西武とはいい試合をします」と地元ファンへ勝利を約束していた。

　集まった学生や親子連れは、元大リーガーで球界を代表するスタープレーヤー、新庄剛志選手らに熱い声援を送っていた。市内の高校３年の西内恵さんは「新庄選手は格好良すぎる。撮りまくりました」と姿を納めた携帯電話を大事に手に大喜び。

　セレモニーは約３０分で終了。同駅によると、短時間のイベントで訪れた人は過去最大といい、地元球団への関心の高さがうかがわれた。

　また同駅２階のイカすホールでは３１日までファイターズ選手の写真展が行われ、試合を前にお気に入りの選手の“勇姿”に見入るファンが集まっていた。

提供 - 函館新聞社

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