経済欄/ジャックスが移転

update 2003/11/24 22:33

 信販大手のジャックス(本部・東京、木島光彦社長)は25日、函館支店と登記上の本社を、函館北洋ビル(函館市若松町15)から明治生命函館ビル(同2)に移転する。業務効率の向上を図りながら、顧客サービスの拡充を図る考え。移転を機にさらなるシェア(占有率)拡大を目指す。

 高橋広喜支店長によると、移転を決めたは1月ごろ。業務効率向上を図るため、新システムの導入を検討していたが、旧支店ビルでは、耐震構造などで、対応しきれないと判断。1989年から入居していた同ビルから移ることを決めた。

 移転先は、ビルの5階部分、1フロアを借りる。旧支店の661平方メートルと比べると、新支店は595平方メートルと若干狭くなるが、商談ブースを設けるほか、眺めの良い位置に待合室を設けるなど、環境改善を図るという。

 同社にとって函館は発祥の地である上、市内のシェアが50%を占めるなど、重要な拠点。高橋支店長は「人員の削減など課題もあるが、さらに顧客サービスを拡充し、シェアを保っていければ」と話している。

 同社は1954年、「デパート信用販売」として函館で設立。75年、本部機能を東京に集中したが、登記上の本社は函館に残している。資本金116億円、取扱高は2兆881億円に上る(いずれも2003年3月期)。

提供 - 函館新聞社



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