12月5―7日まで、2003函館港イルミナシオン映画祭/昨年短編部門受賞作3本を「函館ムービィー」として上映、アートハーバーとも連動

update 2003/11/24 01:35

 2003函館港イルミナシオン映画祭(実行委員会主催)が、12月5―7日までの3日間、函館山山頂クレモナホールで開かれる。昨年の短編部門受賞作3本を「函館ムービィーBOXing」として上映するほか、参加型アートイベント「アートハーバー03」と連動し、“映画のマチ・函館”を盛り上げる。

 目玉は「函館ムービィーBOXing」。昨年のシナリオ大賞・短編部門グランプリ、準グランプリの「RUN―ing」「自転少年」「巡査と夏服」の3本を、特別協賛のオメガ・プロジェクトが映画化。オープニング&プレミア上映は、緒方拳主演の函館ロケ映画「ミラーを拭く男」、締めくくりとなるクロージング上映は、同じく函館ロケ作品「BORDER LINE」で、李相白監督が来場。このほか、今年のカンヌ映画祭を湧かせた、三池崇史監督の「極道恐怖大劇場 牛頭」など13本と短編17本を3日間で上映する。

 アートハーバー03(26日から開催)との連動では、「映像の世界を体験しよう!」をテーマに、26―30日まで、国内外から映画監督らを招き、公立はこだて未来大学などでワークショップを開催。12月6、7両日、映画祭会場で成果発表を行うほか、撮影用セットを設けて来場者に出演してもらい、ドキュメンタリー映像を制作する試みも行う。

 また、第7回シナリオ大賞の入賞作がこのほど東京で発表された。127本の応募があった長編部門はグランプリなしで、準グランプリには「叢の世界」(小野寺史宣さん、千葉市)、「JACK!」(青木万央さん、東京・世田谷区)、「お天気ガール」(宮戸聡さん、兵庫・芦屋市)が、223本が寄せられた短編部門はグランプリが「ノーパンツ・ガール」(森田剛行さん、東京・新宿区)と「空の私と私の空」(杉田愉さん、新潟・柏崎市)がそれぞれ輝いた。

 映画祭の入場チケットは市内プレイガイドなどで発売。1回券大人1200円・学生1000円、1日券大人2500円・学生2000円、いずれも前売りのみの3日間通し券大人5000円・学生3000円。初日5日午後8時20分から、ゲストを交えて行うオープニングパーティーは3000円(100人限定)。映画祭の問い合わせは実行委事務局TEL22・1637、アートハーバー03参加希望者(24日締め切り)は、主催者のリアン・ラムゼイさんTEL090・1388・8804まで。(福士雅巳)

提供 - 函館新聞社



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