マイスターがウェブ版「函館防災マップ」作製

update 2003/11/22 13:24

 ソフトウエア開発のマイスター(本社・函館市桔梗町、滝浩幸社長)はウェブ版「函館市防災マップ」を作製し、21日、市に寄贈した。市が紙で作っていた防災地図の情報を、同社独自の技術で入力。検索機能などを盛り込んだ。「従来の紙の防災マップをホームページで公開していることはあるが、複合的な防災マップは全国でも初めて」(滝社長)と話しており、今後、ハザードマップ(災害予測地図)などへの応用も検討している。

 防災マップは同日から、市のホームページ内で公開しており、いつでも手軽に避難所や関係機関の位置を確認できる。市内を20ブロックに分けた地図から該当する地区をクリックするだけで、目的地やその周辺の避難所・避難地・関係機関が、点滅しながら表示される。さらに、地震、津波、水害など災害に応じた検索も可能で、縮尺も自由だ。点滅する施設などをクリックすると詳細な情報も見られる。

 防災マップは、国土地理院の地図データを他社の作図ソフトで使えるようにする同社製ソフト「MAPIC」を使用して作った。製作期間は約2カ月で、人件費など約100万円を要した。「紙と異なり、リアルタイムで情報を更新できる。刻々と状況が変わる災害時にはうってつけ」と説明。すでに他の地方自治体からも引き合いがあるという。

 ホームページのアドレスは
http://www.city.hakodate.hokkaido.jp/soumu/bousai/map

提供 - 函館新聞社



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