あす市営熱帯植物園で初の収穫祭

update 2003/11/22 13:22

 今年の実りを味わって―。函館市営熱帯植物園(湯川3)で23日午前10時から、初の「収穫祭」が開かれる。同園の温室内で育ててきたそばの試食や、パイナップルとグレープフルーツをジュースにして、市民に味わってもらう。主催者は「植物園の魅力を再発見する絶好の機会」と、来場を呼び掛けている。

 本年度から同園を管理、運営しているNPO法人・函館エコロジークラブ(福西秀和理事長)の主催。

 メーンはイベント広場でのそばの試食。同園で収穫した「キタワセ」と呼ばれる品種と市販のそば粉を混ぜ合わせ、かけそば300人分を提供する。このほか石うすひき体験や、手打ちそばの実演なども用意した。

 同園では今年、グレープフルーツやパイナップルを新たに植え、グレープフルーツは4個、パイナップルは8個を収穫。これらをジュースとして提供する。また、だったんそば茶の試飲コーナーもあり、希望者への種のプレゼントも。

 このほか「北海道では実がならない」とされるキヨミみかんと甘夏みかんのほか、グアバ茶の原料となるキノミバンジロウの試食など、温室内をフルに使い栽培、収穫した、数多くの果実などの試食、試飲スペースがそろう。

 午前10時から正午まで開催。参加無料だが、同園入園料(大人305円、子供100円)が必要。同クラブの坂井正治さんは「1年目にしては上々の収穫。ぜひ足を運んで、収穫したてのそれぞれの味を楽しんでほしい」と話している。問い合わせは坂井さんTEL080・1898・7888。

提供 - 函館新聞社



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