プロ誕生に歓喜の声

update 2003/11/20 10:46

 石川投手の中日3巡目指名の一報に、家族や関係者の周辺は喜びの声であふれ返った。函館市乃木町にある実家では、親戚などからの度重なる祝福の電話に母・孝子さん(54)が笑顔で対応。野球を始めた小学時代の少年団の恩師や函館工業高校時代の監督は石川投手にエールを送り、また、同級生や同校の現在の野球部員らからは地元からのプロ野球選手の誕生に歓喜の声が上がっている。(原山知寿子、山崎純一)

 石川投手は記者会見や、函館新聞社のインタビューで抱負などを次のように語った。

 ―指名された時の気持ちは。

 「指名されるか不安だったので、テレビで自分の名前が呼ばれたのを見た時はホッとしたし、念願がかなってうれしかった」。

 ―中日という球団の印象は。また、希望した理由は。

 「中日はいい投手が多く、優勝を狙えるチーム。自分もその中でしっかり成長したい。落合(博満)新監督は自己流を貫いている人なので、自分も早く認めてもらいたい。中日入りを希望したのは、ずっと前から注目してくれていたから。球団への信頼があった」。

 ―プロで対戦してみたい打者、目標とする投手は。

 「対戦してみたい打者は、今は特にいない。自分は小さいころから(米大リーグ・マリナーズの)佐々木主浩投手にあこがれていた」。

 ―あらためて抱負を。

 「開幕1軍入りを目指したい。今もランニングやウエートトレーニングを続けているが、これからもう1回体をしっかり作り、キャンプで披露したい」。

提供 - 函館新聞社



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