市長ら14人、東アジア訪問団が出発

update 2003/11/19 11:19

 東アジア地域からの観光客誘致を目的に、井上博司函館市長を中心とする観光客誘致訪問団の一行が18日午前、函館空港を出発した。22日までの間、台湾と韓国を訪れ、PR活動を展開する。

 井上市長による“トップセールス”は2000年から4年連続。この間の台湾チャーター便利用実績は00年の71便、1万2477人から、02年には225便、3万6173人とほぼ3倍に増加。今年は春先に新型肺炎(SARS)の影響があったものの、10月現在で195便、3万372人と好調を維持。韓国チャーター便も00年の4便、704人から、03年には37便、6839人に増加するなど、成果が徐々に表れてきている。

 今回は市長のほか、福島恭二市議会議長、高野洋蔵函館商工会議所会頭ら14人が、函館空港間のチャーター便運航などを現地の関係団体に要請。このうち台湾では中華、マンダリン、エバーの各航空会社や観光協会を訪問。2年目となる韓国でもアシアナ航空や現地新聞社などを訪ね、函館の魅力をアピールする。

 出発前には同空港で結団式が行われ、井上市長は「(台湾・韓国は)非常に義理堅いお国柄で、こちらから行ってお願いする効果は予想以上にある。今年も成果を上げるために行ってきます」とあいさつ。訪問団は誘致への意気込みを新たにしていた。

提供 - 函館新聞社



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