江差北部3小統合問題

update 2003/11/17 10:20

 校舎老朽化に伴う江差町北部3小学校の統合問題で、統合に対する保護者らの反対意見が根強い日明小(花田雅博校長、児童30人)で14日、地域住民も参加した拡大PTA総会が開かれた。10月に3校統合の方針を示した町に対し、校舎改築による学校存続の可能性などについて再度、説明を求める方針で一致した。

 PTA関係者と地域住民ら約30人が出席。統合への反対意見や町側に対する根強い不信感が噴出した。一部の保護者からは「複式学級の解消は必要」「新しい校舎で授業を受けさせたい」など、統合を容認する意見も出された。また、統合を容認する一方で校舎の跡地利用計画などを有利な条件で展開すべきだとの意見もあった。

 同校PTA(赤石和徳会長)は、町側に再度の説明会開催を求め、説明会終了後にも再び拡大総会を開き、合の是非を含めた最終的な判断を協議する方針。

 3校統合問題をめぐって濱谷一治町長は、校舎の老朽化が進む同校と朝日小(青坂榮廣校長、児童22人)の2校を2007年度にも水堀小(阿部武夫校長、児童54人)を受け皿に再編統合する方針を示し、10月中旬に3校でそれぞれ説明会を開いた。同町長は年度内にも最終判断する。朝日、水堀両校の保護者、地域住民は統合を容認している。

提供 - 函館新聞社



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