「つしま」営業譲渡へ

update 2003/11/16 00:46

 道南でスーパー19店舗を展開するユニークショップつしま(本社・函館市昭和3、対馬孝一社長)は14日、道内のスーパー大手、アークス(同・札幌市)に、スーパーマーケット事業を譲渡することを決めた。譲渡は12月上旬に実施される予定で、店舗名は当面、ユニークショップつしまのまま。だが「道南ラルズ」への変更案も浮上している。従業員のほとんどは、譲渡先アークス傘下に再雇用される見通しで、つしまは店舗の賃貸・管理を主業務とする不動産会社として存続する。

 つしま、アークスの両社が50%ずつ出資して1998年に設立した持ち株会社「北海道流通企画」(同・札幌市、資本金2000万円)に譲渡した後、アークスが来年2月末までに、つしまの持ち株を買い取り、子会社化する。

 北海道流通企画の本社は、12月上旬の譲渡をめどに函館に移転する。関係者によると「道南ラルズ」に社名を変更するのが濃厚という。

 アークスは、つしまが傘下に入ることで、道内141店、売上高1700億円を超す道内最大規模のグループとなる。

 つしまは今後、19店の半数近くに上る自家店を北海道流通企画にテナントとして貸し出し、事業を続ける。従業員726人(うちパートが556人、4月末現在)のほとんどは同社に再雇用される見通しだ。

 つしまによると、外資の参入など、業界競争の激化を見据えた対応。道南でも大手の参入が相次ぎ、年間売上高も2000年の約260億をピークに減少。03年2月期決算では、188億円に落ち込んだ。このため「お客さまや取引先、従業員に迷惑をかけずに済むのは今しかない」と、決断した。

 01年から02年にかけ、苫小牧市内の2店をアークスに譲渡した経緯がある上、同じ共同仕入れグループであるなど、密接な関係があり、道南への進出を望むアークスとの思惑が一致した。

 つしまは、1926年に創業し、76年に株式会社化。同年から多店舗展開を打ち出し、2000年の最盛時には26店を数えた。資本金2億2000万円。

 アークスは道内スーパー大手の「ラルズ」(同・札幌市)と「福原」(同・帯広市)の持ち株会社で、昨年11月に経営統合。資本金は76億円で、年間売上高は03年2月期連結決算で1548億円。従業員は6380人(うち4518人がパート)。

提供 - 函館新聞社



前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです