道内未成年の覚せい剤逮捕者、函館中央・西署が4分の1

update 2003/11/16 00:42

 道内で今年10月までに覚せい剤取締法違反容疑で逮捕された未成年者のうち、4分の1が函館中央署と函館西署に逮捕されていたことが、道警のまとめなどで分かった。シンナーに関しては、道内で逮捕された未成年者の約4割が両署の扱いとなっており、函館と近郊での、未成年者の薬物汚染まん延が心配されている。

 覚せい剤取締法違反で今年10月までに逮捕された未成年者は道内28人で、うち2人が函館中央署、5人が函館西署の扱いだった。7人の中には女子高校生もいたほか、「テレホンクラブ」をきっかけに薬物に染まったケースもあった。

 また、シンナーの吸引などで逮捕された未成年者は同期間で道内69人。うち、函館中央署が26人、函館西署が4人と、両署で全体の43%を占めている。

 両署では「全道的に未成年者の麻薬使用は減少傾向にあるが、函館は増えている」と分析。薬物乱用教室などの啓発活動や検挙活動を強化し、違法な薬物使用の根絶を目指す。(後藤泰良)

提供 - 函館新聞社



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