函館藤幼稚園で松前神楽

update 2003/11/7 09:45

 若手の神主で組織する渡島神道青年会(小野雄二会長)のメンバーが6日、函館藤幼稚園(下野富美子園長)を訪れ、「松前神楽」を園児たちに披露した。初めて目にする独特の舞に、子どもたちはびっくりした表情で見入っていた。

 同会は毎年幼稚園や保育園を訪れ、子どもたちに舞を披露するなどして、伝統芸能を広めている。今回は横笛や太鼓の音楽に合わせて、メンバーが交代で鈴上(すずあげ)福田舞、二羽散米(にわさご)舞を踊ったほか、三番叟(さんばそう)舞ではステージ上から園児たちに向かってあめをまいた。神遊(かんあそび)舞では、弓矢3本を天井に放り、獅子舞では踊り終わった後、獅子がステージを降り、園児の輪の中に飛び込んでいった。

 初めのうちは神妙な顔つきだった園児たちも、次第に手拍子を取るなどすっかり伝統芸能をたん能。しかし、獅子に追われたときだけは表情をこわばらせながら逃げ回り、涙を流す園児もいた。(小豆畑 栄)

提供 - 函館新聞社



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