アルペンスキーヤーの佐々木選手が里帰り

update 2003/11/4 10:54

 28日に東京で開催する高円宮杯第55回全日本中学校英語弁論大会北部日本地区大会に、道南から遺愛女子の鵜飼友香さん(3年)と函館白百合学園の伊坂五沙さん(同)が出場する。このほど行われた道南地区予選で上位に入り出場権を獲得した。2人は北部日本地区大会の先にある本大会進出を目指して、スピーチのレベルアップを図っている。

 鵜飼さんは2度目の出場となった地区予選で優勝し、出場を決めた。スピーチのタイトルは「父とお弁当と私」で、毎日お弁当を作ってくれる父親に対する思いを感じるままに話した。

 日本語で思いついた文章を自分で英訳し、担当教諭のアドバイスを受けながら1カ月にわたって練習。本番では「表情の表現」などに課題は残したが成果を発揮した。

 伊坂さんは、初めての出場で2位の好成績。「あなたの『たいせつ』はどっち?」と題したタイトルで、現実とオンライン上の友達の存在を引き合いに「真の大切さ」を見極める必要性を訴えた。

 日本語の作文だけで3回書き直すなど内容も十分に練り込んで、3週間前からスピーチ練習に励んだ結果だった。

 北部日本地区大会は、北海道の他地区や東北、北陸地方などの12県から38人が出場。上位7人は関東、南部、中部の各日本地区大会の通過者とともに本大会に出場できるだけに、鵜飼さんは「緊張すると思うけど、出られるだけでうれしいので全力でやりたい」。伊坂さんも「狭い門だけど一歩一歩頑張っていきたい」と意欲を見せている。(小豆畑 栄)

提供 - 函館新聞社



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