久慈君、道珠算選手権で連覇

update 2003/1/15 10:43

 第25回北海道珠算選手権大会(全国珠算教育連盟北海道地方連合会主催)で、七飯中学校3年の久慈拓哉君(15)が、中学生の部で個人総合優勝に輝き、昨年の大会に続き二連覇を果たした。函館・道南の出場者による同大会個人総合優勝は久慈君が初めてで、二連覇は道南初の快挙となる。久慈君は、新年度からは高校生や一般と競うことになるが、「もっと技能を身につけて、大会で満点近く狙えるように頑張っていきたい」と、さらなる挑戦に意欲を見せている。

 同大会は、13日に札幌市内で開かれ、道内各地から支部大会を勝ち進んだ約200人が出場した。このうち、中学生は55人。個人総合は、掛け算、割り算、見取り暗算の3種目で争われ、久慈君は2000点満点のうち1960点という結果で、見事優勝を決めた。

 「昨年優勝したから、プレッシャーがあってやりづらかった」と語る久慈君。だが、終わってみれば個人総合に加え、苦手な読み上げ暗算でも優勝し、大会3部門のうち2部門で優勝を手にした。

 小学校4年生から、大川珠算教室(七飯町本町)で珠算を始め、同5年生から毎年、全道大会出場を続けている久慈君。「やっただけ結果が出る」ことが面白く、毎日のように教室に通っては練習に励んできた。

 高校受験を間近に控え、最近こそ練習量は減っているが、それでも受験勉強と珠算を両立させ、「高校に入ってからも続けていきたい」と話している。

 指導にあたる大川みち子さん(52)は「何と言っても本人の努力。小学校の時にたくさん練習し(力を)伸ばせるだけ伸ばしたことが実を結んだのでは」とし、教え子の活躍を喜んでいる。

提供 - 函館新聞社



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