「函館PR隊」創設

update 2003/1/10 10:37

 はこだて冬フェスティバル実行委員会(沼崎弥太郎会長)は、道外在住の元市民を「函館PR隊」に任命し、函館を宣伝してもらう「カムバック函館」を企画、このほど隊員の募集に入った。31日の冬フェス前夜祭に隊員を無料招待、その後も観光大使として、それぞれの地元で函館観光をPRしてもらう。

 冬フェスは今年から市民参加型のイベントとして再出発。元町会場を新たに「はこだてふれ愛ランド」とし、鍋まつりや市内の団体によるステージ発表を行うほか、雪遊びの施設なども設けることにしている。

 今回の新企画では「“元”市民参加型としても楽しんでもらいたい」(実行委)と、東京、東北地区に在住する元函館市民を、交通費(往復)と宿泊代込みで無料招待(1泊2日)し、冬フェスほか、西部地区などの観光地を見学してもらう。詳細は調整中だが、それぞれの地元に戻った後は、実行委からのパンフレットや特産品など「PRツール」を、友人、知人に贈るなどし、函館のPR活動をしてもらう。任期は2月から来年1月まで。

 募集する隊員は、2人1組で両地区それぞれ10組の計40人。市内在住の親せき、知人からの推薦による応募で、函館をPRできる人が対象。応募者多数の場合は抽選となる。実行委では「元市民に函館の魅力を再確認してもらい、再び足を運んでくれたり、知人らに紹介してくれれば」と、観光客の増加に一役買ってくれることも期待している。

 申し込みは官製はがきに、推薦する2人の住所と名前、年齢、職業、電話番号を明記し、〒040―0054、函館市元町33―14、はこだて冬フェスティバル実行委員会まで。締め切りは17日(当日消印有効)。問い合わせは実行委TEL27・3535。

提供 - 函館新聞社



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