函館愛虎会が新年交礼会

update 2003/1/9 10:35

 今年こそ“セ界制覇”だ―。プロ野球阪神タイガースの私設応援団、函館愛虎会(佐藤博会長)の新年交礼会が、8日午後6時半からホテル函館ロイヤルで開かれた。函館のトラファン300人が集結、現役選手らゲストを交え、今年の優勝に向けて気勢を上げた。

 阪神が優勝した翌年の1986年から行っている。今回は守りの要としてチームを引っ張る矢野輝弘捕手、若手成長株の藤川球児投手がゲストとして参加、OBとして90年代の左腕エース、湯舟敏郎さん、野球解説者の中西清起さんが駆けつけた。

 冒頭、佐藤会長が「阪神が強くなければ、日本の景気は良くならない。今年こそは、の思いで末永く応援しよう」とあいさつ。矢野選手は「昨年は主力にけがが多かったが、今年は補強がうまくいき、優勝を争える戦力になった。絶対に優勝したい」、藤川投手も「ローテーションを守り、また函館に呼んでもらえるよう頑張ります」と、意気込みを語った。

 その後、吉田泰仁幹事長の音頭で鏡割りを行い、今年の必勝を祈願。集まったファンは両選手や湯舟さん、中西さんにサインや写真を願うなどまたとない交流の機会を楽しみ、選手たちも笑顔で応じていた。会場ではこのほか、チャリティーオークションなども行われ、盛り上がりを見せた。

提供 - 函館新聞社



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