年賀状引き受け開始

update 2002/12/16 14:27

　２００３年用年賀はがきの差し出し受け付けが１５日、全国一斉に始まった。今年は日曜日と重なったが、函館中央郵便局（平田勝局長）では音楽演奏や園児の歌などのセレモニーで景気をつけ、朝一番で並んだ市民らが「良い年」への願いを込めて年賀状の束を投函した。

　セレモニーには、共愛会中央保育園の休日保育を利用している園児９人と、地元のアコースティックバンド「ＳＥＥＤＳ」が参加。午前９時の始業とともに、来年の干支（えと）のひつじの面を付けた子供たちが、生演奏に合わせて「お正月」を大きな声で披露した。

　始業前から並んでいた市民らは、園児たちの歌声を聞きながら大型の差し出し箱の前に並び、「官製年賀状」と「切手付き」に分けられた投入口を確認しながら投函。子供たちも、歌い終わると、自分で書いたという年賀状を順番に箱に入れた。

　同局の２００３年用年賀状の配達予定数は２７９万２０００枚で、このうち元旦配達分は約７３％にあたる２０４万１０００枚。差し出し箱は年内いっぱい設置する予定で、２４日までに投函すれば確実に元旦に配達されるという。

提供 - 函館新聞社

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