第57回行動展「函館巡回展」始まる

update 2003/1/6 10:52

 第57回行動展の函館巡回展(行動美術協会など主催)が5日、道立函館美術館で始まった。昨年9月の本展(東京)絵画部出品作のうち、函館地区12人の作品を含め、89点を展示。多様な表現や技法を用いた個性豊かな作品がそろっている。

 行動展は、1945(昭和20)年に創設された全国規模の美術展。毎年、本展後に全国6カ所を巡回。函館での巡回展は東北以北唯一で、この時期の恒例となっている。

 最大200号までの大作が中心で、強い個性や新しい試みなどで楽しませている。淡い色合いや線の動きが空間的な広がりを感じさせる行動美術賞受賞作、奥野由利さん(さいたま市)の「Inside―クジラの住む海域へ」など、本展受賞作品も紹介。物故作家3人の遺作も展示している。

 函館地区からも会員6人、会友4人、一般2人が出品。三箇三郎さん(会員)の「午後の漁港」、近堂隆志さん(同)の「三重奏―02―」など、バラエティーに富んだ。

 13日まで(6日は休館)。観覧料は一般・大学生800円、高校生300円、小中学生200円。成人の日(13日)は新成人の観覧無料(身分証明が必要)。

提供 - 函館新聞社



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