「海藻技術研究所」6月開設へ向け地鎮祭

update 2003/2/18 10:38

 コンクリート製品・水産事業大手の共和コンクリート工業(本社・札幌市)が、函館市弁天町に計画している海藻技術研究所「アルガッテク キョウワ」の地鎮祭が17日、現地で行われ、建設工事がスタートした。市などが進める「函館国際水産・海洋都市構想」の進出企業第1号。6月の開設を予定し、北大水産学部と共同研究に取り組む。

 地鎮祭には地元や工事の関係者ら約40人が出席。同社の本間丈士社長らがくわ入れを行い、工事の安全を祈願した。

 本間社長は「国際水産・海洋都市構想を進める函館は、またとない研究環境。工事関係者の安全をお祈りしたい」とあいさつ。梶原洋一市助役は「国際水産・海洋都市構想が現実のものになった。北大水産学部との共同研究の成果に期待したい」と祝辞を述べた。

 建設地は富士海洋土木の所有地で、敷地面積約870平方メートル、施設は鉄骨平屋建て約347平方メートル。寒流系と熱帯・亜寒帯系の海藻用大型プールを2基設置するほか、バイオ研究所などを整備し、常駐研究員5人を配置する。建設費は約1億5000万円。

 同社は市産業振興条例の適用を申請する予定で、固定資産税相当額が5年間交付される見通し。5月末にしゅん工し、6月から研究がスタートする。

提供 - 函館新聞社



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