春グマ管理捕獲重点地区に監視地図

update 2003/2/18 10:36

 道は17日、七飯町大沼の大沼国際セミナーハウスで、渡島半島ヒグマ対策渡島地区協議会幹事会を開き、ヒグマの「春季管理捕獲」について、今春の実施方針案を示した。新年度の渡島支庁ヒグマ対策には、重点監視地区マップ作製などが盛り込まれた。

 新年度の対策では、2001―03年度のヒグマ出没情報を基に重点監視地区を抽出。重点監視地区マップの試作品を作製する。電気牧さくの設置モデル地区には、木古内町中野地区が水田として初めて指定された。

 会合には市町村、ハンター団体の関係者ら約40人が出席。同方針案に対し、反対意見などはなかった。18日には桧山・南後志地区の協議会幹事会を開き、方針案を報告。道は関係機関の意見を踏まえ、3月上旬に最終方針を決定する。

 同方針案によると、今春の捕獲頭数は雄39頭、雌10頭を上限にし、実施期間は3月21日〜4月30日。いずれも昨春と変わらず、後志南部に限り5月11日まで期間を延長し、うち41日間を実施日と設定した。捕獲範囲を6ブロックに再編したほか、捕獲にあたるハンター班編成を「3人以上」から「2人以上」に変更している。

提供 - 函館新聞社



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