市民オペラ上演作品決まる

update 2003/2/12 11:02

 函館市民オペラの会の第13回公演の上演作品が、ドニゼッティ作曲の歌劇「愛の妙薬」に決まった。11月22、23日の2日間、函館市芸術ホールで公演し、キャストは公募とオーディションによって選考する。また、今年度初めて実施したオペラ研究室は継続し、新年度には「鶴の恩返し」を発表する。11日の総会でまとまった。

 「愛の妙薬」(全2幕)は、19世紀のスペイン・バスク地方を舞台にした喜歌劇。農場主の娘で村一番の美女、アディーナと、彼女に思いを寄せる純朴な青年、ネモリーノを軸にした明るい物語。「肩が凝らず楽しく、誰でも夢中になれる内容」(同会)で、公演時間2時間15分、出演者やスタッフは総勢160人を想定している。

 キャスト5役はすべてダブルキャストとし、公募のうえ、オーディションで決定する。応募者は〈1〉同会の本公演で主役・準主役クラスの経験者〈2〉希望キャストの応募が定員以内―の両方を満たす場合以外は、必ずオーディションに参加する。5月下旬から公演に向けた練習が開始される。

 また、オペラ研究室では、オペラ「夕鶴」のアリアを抜粋・編集した作品を「鶴の恩返し」と題して発表する。公募や推薦によって集まった研究会参加者が出演し、今年度と同様、12月に大野町中央公民館、来年2月に市芸術ホールで公演したい考え。

 「愛の妙薬」のキャストオーディションは、4月13日午後7時から函館市芸術ホールで。参加者は、キャストごとに設定された指定曲を演奏する。応募締め切りは3月31日。申し込み、問い合わせは古川さんTEL43-0168(ファクス同じ)。

提供 - 函館新聞社



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