横津岳初冠雪

2003/10/25
 【七飯】24日の道南地方は寒気の影響で山間部などは未明から冷え込み、七飯町の横津岳(1167メートル)で今冬の初冠雪を観測した。平年と同日で昨年より4日早い。

 函館海洋気象台によると、北海道付近は冬型の気圧配置となっており、道南地方でも強い寒気が上空に入ったため、山沿いなどで雪が降った。函館市内では朝の最低気温は4・7度と極端には下がらなかったが、日中の最高気温は平年より3・1度低い10・7度にとどまり、寒い秋の一日となった。

 横津岳の冠雪は同日朝に同気象台職員が函館市美原の同気象台から目視で確認。山頂からスキー場付近までの一帯は、雪で覆われて真っ白になるなど冬の装いとなった。また、同日までに駒ケ岳なども雪化粧した。

 同気象台によると、25日の函館は低気圧の接近に伴い寒気が抜け、最高気温は16度まで上がる見込み。天候は朝のうちは晴れるが昼過ぎから雨模様になるという。雨は26日午前中まで残り、同日午後からは晴れ間が広がるとしている。(池田比佐史)

提供:函館新聞社

ニュース一覧へ戻る



函館ニュースヘッドライン



(C)e-HAKODATE