通勤手当、来年度から複数月単位支給に変更

update 2003/10/21 10:23

 函館市は1カ月単位で支給している通勤手当を、来年度から「3カ月」または「6カ月」単位での支給に切り替える方向で検討している。これに伴い年間約400万円が節減される見込み。

 20日の市議会決算審査特別委員会(能川邦夫委員長)で、茂木修委員(公明党)の質問に対して答えた。

 市は通勤距離が2キロ以上で、自動車、バス、鉄道、市電などを利用している職員に対し通勤手当を支給している。一般会計と特別会計を合わせた2002年度決算の総支給額は約1億4885万円。

 茂木委員は「国や多くの地方自治体では人事院勧告に従い、半年分などの一括支給としている」とし、市の姿勢をただした。

 村上英彦総務部長は「人事院勧告を尊重し、1カ月単位ではなく、まとめて支給する形に変更したい。一般、特別会計合わせて約400万円節減される」と述べた。

 JRは6カ月単位の定期券があるが、市電や路線バスは最長3カ月単位の定期券のため、市は支給方法の細部を詰めるほか、職員組合に理解を求めたうえで、来年4月から新たな支給方法に切り替える意向。(吉良 敦)

提供 - 函館新聞社



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