盛田幸妃野球教室 鹿部出身の野球解説者・盛田幸妃さんが地元の少年相手に野球教室を開催

update 2003/10/19 10:56

 鹿部町出身で、1988年に大洋ホエールズ(現横浜ベイスターズ)に入団し、移籍先の大阪近鉄バッファローズでプロ野球から引退した野球解説者、盛田幸妃さん(33)による野球教室が18日、鹿部町山村広場野球場で行われた。

 参加したのは盛田さんが少年時代に在籍した鹿部中野球部と鹿部小の鹿部クラップーズの団員、計40人。あこがれの大先輩の指導を聞き逃さないように、全員が真剣な表情で取り組んでいた。

 盛田さんは「短い時間ですが、気軽にやりましょう」とあいさつした後、キャッチボールからピッチングの基礎を指導した。

 キャッチボールは「相手ために捕りやすいボールを投げ、捕る方もきちんと受けること」と心構えを指導。ピッチングは「真っ直ぐ、しっかり立って、上体の開きに気を付けること」と、選手個々にアドバイスした。また、「ひざを折り過ぎるとボールが高めに抜ける」と、細かな点も伝授した。

 鹿部中の佐々木広也投手(2年)は、「とても緊張したが、分かりやすい指導だった。今まで教わったことがないアドバイスは難しいが、教えを守って自分のものにしていきます」とうれしそうに話していた。

 また、盛田さんが横浜時代にともに活躍した高橋眞裕さん(39)も守備、打撃の基本を指導。「転がってくるボールの下を見れば、体が下がり、正しい捕球体勢になる」と、自ら選手にボールを転がし、目線やグラブの向きなどを指導した。

 盛田さんは「出身の町で野球教室をやることは、恩返しになり、良い機会。鹿部の子どもたちは上手だ。来年から北海道に日本ハムが来るので、子どもたちにとっては大きな目標になるのでは」と、後輩たちの今後に期待を膨らませていた。

提供 - 函館新聞社



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