25日から本のイベント

update 2003/10/17 09:58

 さまざまな本を集め、読書や空間を楽しんでもらおうという「ブックス・オブ・ライフ」と題した本のイベントが、25日から函館市若松町19のステーションハウスで開かれる。若者が本をテーマに企画した珍しいタイプのイベントで、現在、本の出展者協力者も募っている。新しい感覚で「読書の秋」を楽しめる催しになりそうだ。

 企画したのは、同市若松町の大山紘生さん(26)。これまで、音楽やアートをテーマにイベントを開いてきたが、今回は視点を変え、自身が本好きなこともあり、本を媒体にした新しい形のイベントを発案した。

 「ブックス―」では飲み物を用意し、漫画喫茶のように本を自由に楽しむことができるスペースを目指す。写真集や専門書、詩集、絵本、小説、雑誌、洋書など、幅広いジャンルの書物を並べる計画だ。

 大山さんが所有する書物のほか、「函館に住む幅広い世代の人から本を出展してもらいたい」考えで、手作りのフリーペーパー、自作の絵本や小説なども集めたいという。

 会場内には、絵画や写真などの芸術作品も展示。扱う本も写真やデザイン関係など、視覚的に見て楽しめるものを多く並べ、テーブルやいすも設置するという。「書店や図書館とはまったく違う場所にしたい」と大山さん。

 出展協力者のほか、当日の運営を手伝うボランティアスタッフも募集している。

 11月9日まで。時間は、午後2時から午後10時。入場料は300円(飲み物付き)。問い合わせは、大山さんTEL090・9080・2934。

提供 - 函館新聞社



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