ニューメディア函館がＩＰ電話実用化へ

update 2003/1/31 11:15

　ケーブルテレビ（ＣＡＴＶ）のニューメディア函館センター（函館市桔梗町３７９）は、ＣＡＴＶ網を利用したインターネット電話（ＩＰ電話）の実用化に向け、２月からモニターによる利用を始める。同社は昨年、函館市などと共同で通話実験を行っており、今回のモニター実用試験を踏まえ、今春から本格的なサービス開始を予定している。

　同社のインターネット電話は、一般電話機では専用機器を取り付け、パソコンでは専用ソフトを使用。同社のインターネット接続サービスの加入者が対象で、加入者間の通話が無料となる。また、一般の電話回線にもつながり、料金は距離に関係なく全国一律で低く抑える。料金は現在、３分８・５円の方向で詰めている。

　さらに、携帯電話やＰＨＳとも通話でき、パソコンを使用した場合はテレビ電話などもできるのが特徴。

　同社は函館、上磯、七飯でインターネット接続サービスを提供しており、加入者は現在８１００人。インターネット電話の新サービスで会員増加につなげる。

　実用化に向け、今回実施するモニター利用では加入者、または２月５日まで加入契約を完了した人を対象に５０人募集。応募期間は２月２―５日。モニター期間は３月末までで、期間内は一般電話への通話も無料。メールｖｏｉｐ＠ｎｃｖ．ｎｅ．ｊｐ、ファクス３４・２５２６で申し込む。問い合わせは同社TEL３４・２５２５。

提供 - 函館新聞社

前のページにもどる　　 ニュースをもっと読む

ご注意：
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。