大妻高８０周年記念誌が完成

update 2003/10/8 10:52

　函館大妻高校（外山茂樹校長）の８０周年記念誌がこのほど完成した。歩んできた歴史を写真と新聞記事を中心に振り返っている。見た目の美しさや鮮やかさに工夫を凝らした編集で、関係者にとって、高校時代を思い出す懐かしい内容の１冊に仕上がっている。

　記念誌は３部構成で編集。第１部は、創立から７０周年までの歴史を掲載し、教育への思い、建学の精神などについて記述。第２部は７０周年以降、１０年間の歩みの中で、入学試験や学校祭、スポーツ大会、卒業式などの活動風景をカラー写真で振り返っている。第３部は、福祉教育など同校の特色ある活動を紹介した新聞記事を特集した。

　同校では５０周年から１０年ごとに記念誌を発行しており、今回は過去１０年の歩みに重点を置いた。１万枚を超える写真と２３冊の新聞記事スクラップブックの膨大な資料から選択し編集。直接、編集に当たった外山校長も「良いものができた」と話している。

　記念誌は２５００部作製し、１０日に函館市民会館で開かれる記念式典で出席者に配布されるほか、学校関係者などにも贈られる。（小豆畑　栄）

提供 - 函館新聞社

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