奥尻で「魚つきの森」認定

update 2003/10/7 11:06

 【奥尻】奥尻町内の森林など約8900ヘクタールがこのほど、水産資源の保護や育成に向けて、地域住民が一体となって保護を進める「魚つきの森」の認定を受けた。道内では4番目の指定。

 地域住民で組織する奥尻島魚つきの森推進協議会(玉川勲会長)が、神威山一体を除く同島北部全域と東部海岸、南部にかけて8900ヘクタール(森林部分は5700ヘクタール)の認定を申請していた。

 「魚つきの森」認定事業は、豊かな森林にはぐくまれた河川や沿岸での漁業資源の保護、美しい河川の維持などを進める地域住民のグループを支援する道の独自事業。

 古来から、河川や海洋への栄養分の供給、水質の浄化作用などで水生生物の繁殖に欠かせない役割を果たす森林は「魚つき山」「魚寄林」などと呼ばれ、保護されていたことにちなんでいる。

 住民で構成する地域協議会からの申請で道が認定する。乙部町の来拝川流域の310ヘクタールなど道内3地域が認定を受けている。

提供 - 函館新聞社



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