野生大麻草13万本除去

update 2003/10/7 11:04

 渡島保健所管内で本年度、除去された野生大麻草は、前年度の約3倍で、過去最多の13万6180本に上った。同保健所は「新たな大規模自生地が見つかったため」(医療薬務係)としている。

 道内26保健所では毎年6月から9月までに道警、市町村、薬剤関係の民間団体などとともに、栽培や使用が禁じられている野生大麻の除去に当たっている。道内では、かつて産業として麻を栽培していた北見や十勝で野生化し大量に自生している。

 同保健所は今年、道医薬品配置協会、町村などの協力を得て、7月10日に第1回の除去作業を実施。その後4回の除去を行った。

 管内14町村での除去本数は2000年度7400本、01年度9800本だったが、昨年度は4万4100本に急増。本年度はさらに増加する結果となった。全道では昨年度168万9303本が除去されている。

 同保健所では「1保健所としては、全道の中でもかなりの割合を占める本数となった。新たに発見した自生地を重点的に実施した結果で、今後も関係機関の協力で適正に除去していきたい」としている。(吉良 敦)

提供 - 函館新聞社



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