公立高出願状況を発表

update 2003/1/29 11:13

 道教委は28日、2003年度公立高校入試の出願状況を発表した。普通科では函館東が1・8倍、職業科では函館水産の海洋技術が2・3倍で、全道一の高倍率となった。出願変更の受け付けは、29日から2月4日まで。推薦入試は2月13日、一般入試は3月5日に行われる。

 道内の出願者は、全日・定時・単位制合わせて5万2186人(前年比499人減)。募集人員4万9000人に対する平均倍率は1・07倍(同0・02ポイント増)。平均倍率の上昇は5年ぶり。

 渡島管内では、全日制普通科が定員1960人に対し、2463人が出願、平均倍率は昨年と同じ1・3倍。学校別では、市内の学校に人気が集まり、函館東が1・8倍、函館中部が1・7倍の高倍率となった。

 職業科では定員1000人に対し、1323人が出願、平均倍率1・3倍。函館水産の海洋技術が、定員40人に対し91人が出願して2・3倍となったほか、函館商業の国際経済も2・0倍の高倍率となった。2003年度、定員が80人から40人に減った函館工業の電子機械は1・9倍、新設された同環境土木は1・2倍だった。

 一方、桧山管内は定員640人に対し、448人が出願し、平均倍率は0・7倍。桧山北以外は、定員割れの状況となった。

提供 - 函館新聞社



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