第2次臨空工業団地2期工事、新年度から本格着工

update 2003/1/29 11:09

 函館市はこのほど、第2次函館臨空工業団地(東山町168)の第2期建設工事に向けた実施設計をまとめ、新年度から用地買収と造成に着手する。前・後期に分け、このうち前期分の11区画は、2004年度に分譲開始の予定。全体事業費は概算で約25億円、このうち前期分には約19億円を投じる。

 前期の建設工事に向けて同市は、01、02年度に現地での各種調査や地権者交渉、支障物件の移転交渉などを実施、その上で実施設計を取りまとめた。

 用地は市が一括して買収し、造成は前・後期に分けて市土地開発公社が行う。団地造成後は市が公社から購入、分譲する予定。分譲予定価格は1平方メートル当たり約1万8000円。

 前・後期を合わせた建設規模は、全体面積19・0ヘクタール(うち前期分10・3ヘクタール)、造成面積13・6ヘクタール(同7・3ヘクタール)、分譲用地7・4ヘクタール・20区画(同3・8ヘクタール・11区画)などとなっている。

 また、第2期建設予定区域内で現在操業している事業所については、支障物件となるため、移転先に新工場を建設中。今春から新工場での本格操業を予定している。

提供 - 函館新聞社



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