第6回路面電車サミット開幕

update 2003/10/3 10:03

 第6回全国路面電車サミットin函館大会(同実行委員会主催)が2日午後、函館市芸術ホールで開幕した。北は札幌から南は鹿児島まで、路面電車が走る全国各都市の事業者や愛好団体が集ったほか、一般の電車ファンや函館市民ら総勢約250人が出席。全体会議や基調講演、ウエルカムパーティーなどに参加し、4日間にわたるサミットのスタートを切った。

 同サミットは1993年、札幌で初開催。これまで広島、岡山、愛知県豊橋、熊本の各市で隔年で開かれている。

 初日は、青少年と伝統芸能を育てる会(小林栄一代表)の子供らによる邦楽演奏や民謡独唱がオープニングを飾り、佐原幸子実行委員長(函館チンチン電車を走らせよう会会長)が「サミットを通じて路面電車の役割等を大いに話し合い、全都市に情報を発信したい」とあいさつした。

 「札幌市電の会」「日本路面電車同好会」など、全国11の路面電車愛好支援団体が、活動状況や各都市の交通現況などを発表。事業者で組織する全国路面軌道連絡協議会の報告、国土交通省担当者の基調講演が続いた。

 参加者はその後、徒歩で五稜郭公園前電停へ行き、函館市交通局が一般車両を改良して運行している部分低床電車と、道警などの協力で導入したパトカー電車に分乗して会場を移動。午後6時半から函館ハーバービューホテルで開かれたウエルカムパーティーでは、参加者同士、和やかに親交や情報交換を深めた。

 サミットはこのあと、3日に市内交通現況視察と分科会、4日にシネマ&トーク、5日にスタンプラリーとゲーム大会などを予定している。

提供 - 函館新聞社



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