新型コロナ・オミクロン株警戒 函館でも高齢者施設、病院で面会禁止

2022/1/22
 新型コロナウイルスのオミクロン株感染拡大を受け、函館市内の病院や高齢者施設などでは、面会を禁止するなどして、警戒を強めている。

 函館五稜郭病院(中田智明院長)では、8日から一般面会を再度中止とした。緊急搬送された患者や入院する患者は、抗原検査とPCR検査を並行して行い、検査体制を強化している。同院の感染情報管理室副室長・感染管理認定看護師の山根のぞみさんは「ここまで流行すると、どこかでまたすり抜けて入ってくる可能性があることを見越し、(感染予防の)トレーニングしながら対策を進めていきたい」と話す。

 特別養護老人ホーム百楽園(水沢宜史園長)では、面会制限を一部緩和していたが、8日から再び直接面会を禁止し、オンライン面会に切り替えた。水沢園長は「いよいよ身近な所まで迫ってきていると感じている。毎日、緊張感を持ち、職員の健康に留意しながら、外からウイルスを持ち込まないよう注意を払っていきたい」と気を引き締めている。

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