農産物を提供 子ども食堂などに役立てて JA函館市亀田

update 2021/6/10 07:09


 JA函館市亀田(柴谷廣道組合長)は9日、JA管内で生産した春ダイコンなどをフードバンク道南協議会(函館市五稜郭町、広部節子代表)に贈呈した。市内の子ども食堂での弁当の配布(テークアウト)などに活用し、子どもたちが食と農業への理解を深めるきっかけとしたい考えだ。

 贈呈式が同協議会であり、柴谷組合長が春ダイコンLサイズ10キロ入り5ケース、上白糖1キロ入り10袋、菓子詰め合わせ10個を届けた。柴谷組合長は「私もビートを生産しているが、新型コロナウイルス禍で砂糖の消費が伸び悩んでいる。菓子にも砂糖が使われているので、少しでも砂糖の消費拡大になれば」と話した。JAによると、春ダイコンは今月2日に共同選別、出荷が始まったほか、ビートは管内で3戸が計8ヘクタールに作付けしている。

 広部代表は「コロナ禍で困窮世帯の人たちが日々の食事にも困っていると聞き、いろいろな支援をしており、今回の農産物も大変ありがたい」と感謝した。同協議会によると、子ども食堂はコロナの影響で活動を休止している所が多いため、母子家庭や女性保護施設など幅広く食材を提供する予定だという。

 JAは地域貢献活動の一環で、昨年度から同協議会に野菜を提供。昨年11月は長ネギ、ダイコン、ニンジン、ジャガイモを、今年1月には雪の下ダイコンを贈り、喜ばれた。

提供 - 函館新聞社

その他の新着ニュース

前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです