う〜みさんが歌手生活20周年アルバム

update 2021/1/6 07:41


 函館出身で高知県在住の歌手、う〜みさんが、歌手活動20周年記念CDアルバム「いのちあればこそ」を発売した。新型コロナウイルスの影響で、コンサートなど活動の制約が続く中、初めての本の執筆など精力的に活動。コロナ禍の収束を願いながら「2021年は全国を飛び回りたい」と話している。

 う〜みさんは、2000年に歌手活動を開始。「あっという間の20年。続けてこられただけでもラッキーなこと」と振り返る。全国で恩返しをと考えていた矢先にコロナの流行が始まり、人に会うことが難しい状況が続いたが、感謝の思いを形にしたいと、CD制作を進めた。

 タイトル曲の「いのちあればこそ」は、歌詞にはコロナ禍の事象や不安を散りばめ「感動しなきゃ生きていけないのに 責めることに躍起になって そこにある小さな希望を見逃してしまっている」などとメッセージも込めた。

 昨年10月に大阪市で開かれた函館近郊出身者の親睦会「関西函館をおもう会」で初めて披露した。う〜みさんは「函館出身の人に歌で元気が届けられるチャンスだと、その日に合わせて作った曲。同郷の仲間に再会できたこと、20周年にこれだという曲ができたのがすごくうれしかった」と話す。

 また、収録曲の「きずなうた」は同12月の人権週間に合わせ、高知県人権啓発センターのテーマソングとして採用。このほか、よさこいチームのための書き下ろし曲などを収め「集大成になった」と胸を張る。

 音楽活動以外では、同9月に初の書籍「サンナカ」を出版。それぞれ2歳違いの兄と妹がいるう〜みさんは「3人兄妹の真ん中」。子ども時代の思い出と抱えてきた不満≠家族への感謝と共につづった。「上は大事にされ、下は甘やかされるが、その間にいるのが『サンナカ』で、共感が広がっている。読んでくれる学校があれば本を届けたい」と話している。

 「いのちあればこそ」は1月のFMいるかの応援ソングにも決まった。CD(税抜き2000円)、書籍(同1000円)は函館蔦屋書店でも扱う。

提供 - 函館新聞社

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