シネマアイリス通信、100号に

2020/12/21
 2021年5月に25周年を迎える函館市民映画館シネマアイリス(本町)が発行する映画案内「シネマアイリス通信」が100号に達した。1996年の開館当初から年4回発行し、おおむね3カ月程度の上映予定作品を紹介。大台の積み重ねに菅原和博代表(64)は「これからも1本でも多くの映画を届けたい」と話している。

 創刊当初から大きくデザインを変えず、長方形の用紙を4つ折りにしたリーフレットで、毎回25作品前後の監督、出演者、あらすじを写真付きで紹介。同館を応援する協賛企業の広告も載る。おおむね3カ月ごとに発行しているが、フィルムで上映していた時代は特に日程が決まらないことも多かったという。

 現在は4000部を発行し、市内の公共施設などでも手に取ることができる。菅原代表は「インターネットで上映情報を知ることができる時代だが、発行を毎回楽しみにしてくれている人も多い」と話す。

 100号には11月に撮影した同館製作の5作目の映画「草の響き」のイメージカットと告知も登場し、現在上映中の作品など24作品を掲載した。年末年始には、25日から公開の今年亡くなった三浦春馬さん主演の「天外者(てんがらもん)」やホラー作品「事故物件 恐い間取り」、2021年1月1日からは、Netflix(ネットフリックス)発の映画「ザ・プロム」などの上映を控える。

 菅原代表は「正月期間は映画館に行く頻度も高まる時期で、年代問わず楽しめる作品、1月中旬以降はドラマ作品をそろえた。楽しんでもらえたら」と話している。

提供:函館新聞社

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