白神岬でヒヨドリの渡り

update 2020/10/21 08:14


 【松前】野鳥の飛来地として知られる北海道最南端の白神岬周辺で、秋の風物詩ヒヨドリの渡りが始まった。

 20日早朝、野鳥愛好家が双眼鏡やカメラを構え見守る中、数百羽の群れが集結。朝日で黄金色に色づいた海面をまばゆい姿で対岸に渡る。ハヤブサやオオタカなどの猛きん類を避けるため、海面近くを低空で龍のように飛翔する。対岸約19キロ先の龍飛崎(青森県)まで、西風に乗り一気に渡りきる。

 10月末のピーク時には1000〜2000羽に達することもある。

提供 - 函館新聞社

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