矢越クルーズ営業再開 知内

update 2020/6/11 06:13


 【知内】道南の秘境矢越海岸を巡る矢越クルーズ(村田優代表)は、道内の休業要請が解除されたことをうけ、船内の消毒を徹底し、定員を半数にするなど感染予防対策に取り組みながら営業を再開した。

 矢越クルーズは、小谷石漁港から矢越岬を越え、神秘的な青が魅力的な通称「青の洞窟」など風光明媚な海岸線を80分かけて周遊する。

 小谷石で生まれ育ち矢越海岸を知り尽くした村田代表のガイドトークでは「矢越岬」「ツヅラ沢」など風光明媚な地形の成り立ちや、この地に暮らした人々の営み、貴重な野生生物の生態に至るまで事細かに解説している。

 航海の難所の矢越岬では、松前藩が建立した矢越八幡宮の鳥居が見える海上で、村田さんが吹く龍笛の音色に松前神楽の情景が浮ぶ。

 新造船「BLUE PRIDE」の両舷に設置されたLED照明による七色のイルミネーションとBGMで「青の洞窟」をロマンチックに演出する取り組みも好評を得ている。村田代表は「近隣市町の利用客や予約も徐々に戻りつつある」と期待をよせる。

 乗船には事前予約が必要。料金は中学生以上5000円、小学生2500円。木古内町の道の駅「みそぎの郷きこない」から送迎もしている。予約、問い合わせは矢越クルーズ(01392・6・7854)へ。

提供 - 函館新聞社


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