ガゴメおかず3種が3万個突破 医食同源

update 2020/4/12 07:47


 函館産ガゴメコンブを使った商品を手掛ける「医食同源」(函館市万代町、中山一郎社長)は、水を入れて混ぜるだけで簡単にできるおかず「かごめ惣菜(そうざい)手作りセット」の販売数が3万個を突破した。2013年の発売以来、7年掛けて一つの節目に達した。中山社長は「新型コロナウイルス禍の今こそ、家庭での栄養補給に役立ててほしい」と話している。

 松前漬手造りセット(100グラム、税別900円)、がごめ昆布おかず手造りセット(100グラム、同700円)、海峡漬手造りセット生姜味噌(しょうがみそ)ダレ(160グラム、同900円)の3種が、今年に入って販売累計3万個を超えた。内訳は、松前漬けが2万個以上を占めるという。

 容器に水を適量入れ、特製たれと乾燥具材を混ぜ合わせるだけで、おいしいおかずが出来上がる。混ぜた後、30分〜1時間で食べられる。スルメを軟らかくするなら、一晩置いてもいい。賞味期限が約半年と長く、常温で保存できるため、土産品に適している。

 18年には3種セットが「調味料選手権ご飯のおとも部門」(日本野菜ソムリエ協会主催)で最優秀賞を獲得。また、タレントの大泉洋さんらが所属する芸能事務所「クリエイティブオフィスキュー」(札幌)の伊藤亜由美社長からは「子どもの食育に最適」との評価をもらったという。

 医食同源JR函館駅店(今年1月28日閉店)で販売していたほか、現在はハコビバ内の土産店「鶴井亀作商店」、道の駅なないろ・ななえ、函館蔦屋書店でも扱っている。

 中山社長は「無添加で味が優しい。今後は10万個の販売を目指す。ガゴメを日々の食事に取り入れ、コロナに打ち勝ってほしい」と話す。製造責任者の同社取締役の今川雅己さんは「ラインアップを増やし、認知度を高めたい」と意気込んでいる。

 問い合わせは、同社(0138・40・3938)へ。

提供 - 函館新聞社

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