函館マラソン 全国ランニング大会100撰に3年連続選出

2020/3/25
 昨年1年間に全国各地で開かれたランニング大会の中から参加ランナーの投票で決まる「全国ランニング大会100撰」に、昨年7月7日に開かれた「2019函館マラソン」が選ばれた。100撰入りは3年連続で、実行委は喜びとともに「いただいた意見をもとに、今後も改善に努めていきたい」としている。

 「全国ランニング大会100撰」は、スポーツ誌「月刊ランナーズ」の出版やランニング大会の企画運営を手掛けるアールビーズ(東京)が設けた財団が主催して1997年に始まり、今年で23回目。同社が運営するポータルサイト「ランネット」で、レースに出場したランナーによる大会の評価・レポートを基に100大会を選定。道内は函館のほか、北海道マラソンやサロマ湖100キロウルトラマラソンなど7大会が選ばれた。

 2019函館マラソンの評価は100点満点中87・6点で、フルマラソンは参加者7000人以上の部で8位、ハーフマラソンでは全国1位に輝いた。

 フルマラソンを初めて実施した2016年は暴風雨に見舞われ、十分な対応ができず100撰から漏れたが、ランナーの声を吸い上げようと真摯(しんし)に向き合った結果、17年から3年連続で100撰入りした。実行委は「いただいた意見をもとに改善に取り組み、街を挙げての応援などが評価をいただいた。まだ伸びしろがあると捉え、より良くしていきたい」と意欲を示している。

 今年の「2020函館マラソン」(7月5日開催予定)は予定通り開催する方向で検討を進めており、実行委は5月末までに開催可否を決定する。

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