ビルメン絵画コンクールで村井きょうだい入賞

2018/12/23
 全国ビルメンテナンス協会(東京)主催の「第12回ビルメンこども絵画コンクール」で、函館柏野小学校3年の村井芳羽さん(9)の作品「目から雪かき光線」が、全国の26人だけに贈られる金賞(全国協会長賞)に選ばれた。弟で同校1年の路佳君(6)も銅賞を獲得し、きょうだいそろって入賞の栄誉に輝いた。2人は「一緒に受賞できてうれしい」と喜ぶ。

 今回は「未来のおそうじ〜きれいにしよう、私たちの環境を」をテーマにした絵画作品を全国から募集。9880点が集まり、大臣賞、それに次ぐ金賞などを選出した。

 芳羽さんは、小学3〜4年の部に応募。大変な雪かきを少しでも軽減できるようにと、自分を含めた3きょうだいの目から光線を発し雪を溶かす斬新な絵を描いた。色えんぴつと水彩絵の具を使い、夏休みに3日ほどで仕上げたという。「下書きをしてきちんと描けた。1年時にも銅賞をもらっていたが、今回はそれ以上にうれしい」と話す。

 一方の路佳君は同1〜2年の部に応募し、300人に贈られる銅賞を受賞。「UFOのおそうじ」とのタイトルで、色鮮やかな作品に仕上げた。芳羽さんと一緒に絵を描くことも多いといい「上手に出来た。楽しかった」と笑顔を浮かべる。

 20日には、同校で2人に対し、道ビルメンテナンス協会函館地区協議会の阿相義則会長が賞状と副賞を手渡した。阿相会長は「またコンクールに参加してほしい」と話していた。

提供:函館新聞社

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