西高生による一夜限りの「テーマパーク」盛況

2018/12/21
 函館西高校の生徒有志らが企画し、はこだてクリスマスファンタジーの会場全体を一夜限りのテーマパーク「westランド」に見立てたイベントが20日、金森赤レンガ倉庫前の特設会場で開かれた。総勢100人の生徒が出演し、寒さを吹き飛ばすような歌やダンスなどを披露し、冬の一夜を盛り上げた。

 同校は来春に函館稜北高校と統合し新設校となることから、生徒6人と卒業生が加わった実行委を立ち上げ、9月末から準備を進めてきた。ステージイベント以外にもOBらの協力を得て、オリジナル商品の販売も実施した。

 同校吹奏楽局の演奏でスタート。稜北高からは現役高校生お笑いコンビ「ダブルグッチー」が駆けつけて司会進行を担った。有志による華麗なダンスが披露されると、会場からは「かっこいい」などの声が上がり、サプライズで100人の生徒が参加し、クリスマスソングに合わせたフラッシュモブで熱気も最高潮に達した。

 その後、同校OBの歌手北島三郎さんからのビデオメッセージが上映され、後輩たちへの激励の言葉が贈られた。実行委メンバーがツリーを点灯し、学生ユニット「Aria(アリア)」がBoAの「メリクリ」などを熱唱して花を添えた。

 そのほか、プレゼント抽選会や参加者全員による合唱などもあった。

提供:函館新聞社

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