年末年始の買い出しで市場、スーパーにぎわう

2017/12/31
 大みそかを控えた30日、函館市内の市場やスーパーマーケットでは、帰省する家族らにごちそうを振る舞おうと、年末年始用の食材を買い求める市民らでにぎわった。

 鮮魚や青果などの専門店38店舗が軒を連ねる新川町1の「はこだて自由市場」では、マグロや毛ガニ、ダイコンやハクサイなどの商品が店頭にずらりと並び、「安いよ!」「サービスするよ!」と、店員の威勢の良い掛け声が飛び交い、終日ごった返した。

 函館自由市場協同組合によると、週初めは悪天候の影響で来客数は例年と比べて若干少なかったものの、天気が回復した28日からは反動もあって多くの来店客が詰めかけているという。今年はスルメイカやサケの不漁で、朝採れイカやイクラの価格は高騰しているが、カニやカズノコなどは平年通りという。同市場は31日も一部店舗を除き通常営業(午前8時〜午後5時)する。

 マグロやスルメイカの刺身などを買い求めた市内本通2の主婦、田辺千代子さん(58)は「旭川から娘が孫を連れて帰ってきたので、函館のおいしいものを食べさせてあげたい」と笑顔で話していた。

提供:函館新聞社

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