帰省ラッシュ本格化 新幹線、空港は混雑

2017/12/30
 古里で年末年始を過ごそうとする人たちらの帰省ラッシュが29日、本格化し、新函館北斗駅や函館空港では多くの家族連れらで混雑した。

 新函館北斗駅では帰省客が手に大きな荷物を持ちながら、改札口をでてくると、出迎えの家族らとの間で「ただいま」「おかえり」という声が飛び交った。

 JR北海道によると、同日午後4時現在、北海道新幹線「はやぶさ」の下り乗車率は最大85%で、新函館北斗では最大60%。また、上りでは、仙台駅出発時点で最大100%。下りのピークは30日。Uターン(上り)は1月3日が最大の混雑とみている。

 東京から七飯町に帰省した専門学生、宮長勇樹さん(19)は「一人暮らしを始めて初めての帰省。母親のおいしい料理を感謝の気持ちを忘れずにたくさん食べたい」と笑顔で話す。同じく東京から家族3人で函館に帰省した会社員佐々木啓友さん(32)は「家族そろっての帰省は久しぶり。娘を冬の函館に連れてきたのは初めてで、たくさん積もった雪に車内でも興奮気味」と話し、娘の乃愛(のあ)ちゃん(4)は「雪がたくさんあってびっくりした。おじいちゃんとおばあちゃんと遊ぶのが楽しみ」と話していた。

 一方、空の便も東京便は29日〜31日にかけてほとんど満席で、札幌発の高速バス「はこだて号」も29日〜4日にかけてほぼ満員の状態という。

提供:函館新聞社

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